ヘルプパッド2
「におい」で便と尿を検知。AIが判定してお知らせします
センサーが排泄の「におい」に反応して便と尿をそれぞれ検知。入居者様の排泄をヘルプパッド2がお知らせしますので、必要なタイミングでのおむつ交換が可能となり、排泄ケア業務の負担軽減につながります。
ヘルプパッド2の通知機能
排泄を検知
パソコン/スマホ/
タブレットに通知
ベッドに設置したヘルプパッド2から、排泄をにおいで検知します。(検知精度はAIにより常に向上していっています。※)
検知した情報を通知する先では、施設のパソコンのみならず、手元のスマホやタブレットにも通知され、その場でどなたが何を排泄したのかを確認することが可能です。
※ 約16万の排泄データを収集し、排泄検知の精度を向上させています。
Helppad2で解決できること
尿便漏れ・空振りによる業務負担、不要なおむつ交換による睡眠阻害など排泄ケア業務の課題を解決します。
課題
定期的におむつ交換しても尿便漏れが起きる
解決
排泄があるとお知らせ
決まった時間におむつ交換をしても、おむつの外に尿や便が漏れてしまう。ヘルプパッド2なら、排泄があるとお知らせしてくれるので、排泄タイミングに合わせたおむつ交換が実現します。尿便漏れ対策から皮膚トラブル対応まで課題に応じて活用が可能に。
課題
不要なおむつ交換(空振り)で睡眠を阻害
解決
排泄の履歴表を自動で作成
ヘルプパッド2を活用すると「お知らせがないときは定時交換をスキップ」などの選択肢を増やせます。排泄通知は自動で記録されるので、排泄パターンの可視化・分析も可能に。交換タイミングの最適化をはじめとする、データに基づく「予測の介護」の実現につながります。
ヘルプパッド2が叶えてくれること
排泄後すみやかなおむつ交換が可能に
ヘルプパッド2では、排泄(尿・便)のにおいをセンサーがキャッチし、パソコンやスマホ、タブレットに通知します。決まった時間におむつ交換する「定時交換」だけではなく、排泄のタイミングにあわせたおむつ交換も可能に。
ヘルプパッド2の使い方
Step1(準備)
電源をコンセントに挿してベッドに敷けば、設置完了。
Step2(通知)
入居者様ごとに排泄通知の状況が一覧できます。
Step3(対応)
おむつ交換の対応記録は一括管理。メモも残せるので引き継ぎも簡単。
もし汚れたら...
カバーは洗濯可能。排泄センサー本体とマットは清拭OK
ヘルプパッド2の仕組み
人間の鼻のように
「におい」で排泄がわかる
センサーが排泄の「におい」に反応して便と尿をそれぞれ検知。入居者様の排泄をヘルプパッド2がお知らせしますので、必要なタイミングでのおむつ交換が可能となり、排泄ケア業務の負担軽減につながります。
身体に装着しないシート型。皮膚トラブルの誘因となりうる仙骨部への接触もしっかり回避
「身体に機械をつけないでほしい」。これは開発当初から、介護職員の方々に強い要望としていただいていました。日常を脅かさない形状を追い求めた結果、たどりついたのが「シート型」。体圧分散にも配慮し、皮膚トラブルの誘因となりうる仙骨部への接触を避けています。
導入はゴールではなくスタート。施設のみなさんと共に課題に向き合い伴走します
排泄ケアの課題は多岐に渡ります。お客様の排泄ケアの課題解決に伴走するカスタマーサクセス部には、さまざまな専門性とバックグラウンドを持つ精鋭メンバーが集結。施設のみなさんと共に課題に向き合い、解決に向けて伴走します。
よくある質問
どこに敷きますか?防水シーツの下でもいいですか?
センサーがにおいを直接キャッチする必要があるため、シーツ/防水シーツの上への設置をお願いしております。
汚れても大丈夫ですか?
ヘルプパッド2は汚れることを想定して作っております。カバーは洗濯可能(速乾性のある素材を使用)です。マットやセンサーベルトは防水加工を施しておりますので、アルコールや次亜塩素酸を薄めた液を湿らせた布などで拭きとっていただけます。
どうして排泄がわかるんですか?
直感的なイメージとしては、人が「におい」で排泄をしているかどうかわかるのと同じです。
介護施設様の協力のもと、収集した排泄データをもとに、排泄を検知するためのシステムを構築しています。
高齢者の皮膚に影響はありませんか?
マットの厚みは1cm程度で、柔らかなウレタン素材を使用しています。専門家指導のもと、皮膚トラブルに至らないように設計しています。
補助金は使えますか?
介護ロボット補助金の採択実績があります。ご検討の際には使用可能かをaba側からお調べいたします。
デモ機の貸し出しはありますか?
衛生用品のため、デモ機の貸し出しは行っていませんが、擬似尿(尿に模した液体)を用いた検知デモを実施しています。お気軽にお問い合せください。
〈審査委員の評価〉
高齢化が進む社会において介護現場に一石を投じた排泄センサーHelppad1の後継。被介護者にとって排泄は自尊心に直結する深刻な課題であり、介護職の方々にとってももっとも解決したい問題の一つと言え、そこにしっかりと踏み込んだ勇気のあるプロダクトであるHelppad2では、吸引チューブをなくしセンサーとマットのみに見せることに成功。マット幅を小さくし、優しいカラーリングになった事は被介護者の安心につながっている。数多くのテクノロジーをベースに実装、検証が繰り返され、見えない部分でも大幅な改良点が成されていることが理解できる。プロダクトを考察すればするほど介護現場の切実さが伝わり、開発関係者に大いなる尊敬の念を抱かずにはいられない。介護現場での人員不足に直結する問題解決として、今後もさらなる発展を遂げてほしいと心から願うプロダクトである。