【ご来場ありがとうございました】HCR2025出展レポート
このたびabaは、10月8日(水)〜10日(金)に東京ビッグサイトで開催された「H.C.R.2025 第52回 国際福祉機器展&フォーラム」(HCR2025)に「ヘルプパッド」を出展いたしました。ご多忙の中、弊社ブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
◆ ブースの様子と反響
においで尿と便がわかる、非装着型の排泄検知センサー「ヘルプパッド」は「おむつを開けずに中が見たい」という介護現場の願いから生まれた製品です。
ブースでは介護ベッド上にヘルプパッドの実機を展示し、実際に座ったり、寝転がったりしていただきながら、おむつ交換タイミングの通知画面などもご確認いただきました。
またショートプレゼンのパートでは、製品開発担当者による「おむつを履いて100回排泄実験をした理由」や、介護現場での勤務経験を持つ宇井CEOの「『介護の”あたりまえ”を変えるお手伝いがしたい』という思い」、谷本CTOによる「技術面から見たヘルプパッド開発秘話」、カスタマーサクセス部メンバーによる導入施設での最新運用事例をご紹介し、大好評をいただきました。

ご来場いただいた多くの介護職員の皆さま、施設長さま、自治体・施設のご担当者さまから
「においをデータ化する発想が面白い」
「からだに機械を装着することなく使えるのがすごい」
「寝転がってみたら、全然違和感がなくて驚いた」
といった感想もいただいております。皆さま、ありがとうございます!
当日の様子はaba公式noteでもご紹介しています。よろしければ、こちらもぜひご覧ください。
➡️CTOのプレゼンが大人気すぎてCEOが嫉妬!? 大盛況のHCR2025レポート
◆ 今後の展望と取り組み
ご来場の皆さまから寄せられたご意見・ご期待を踏まえ、今後はWEBアプリ機能のさらなる充実、他のセンサーや介護記録ソフト等とのシステム連携を一層強化してまいります。改めまして、ご来場くださったすべての皆さまに心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
➡️システム連携最新状況はこちら
〈審査委員の評価〉
高齢化が進む社会において介護現場に一石を投じた排泄センサーHelppad 1の後継。被介護者にとって排泄は自尊心に直結する深刻な課題であり、介護職の方々にとってももっとも解決したい問題の一つと言え、そこにしっかりと踏み込んだ勇気のあるプロダクトである。Helppad2では、吸引チューブをなくしセンサーとマットのみに見せることに成功。マット幅を小さくし、優しいカラーリングになった事は被介護者の安心につながっている。数多くのテクノロジーをベースに実装、検証が繰り返され、見えない部分でも大幅な改良点が成されていることが理解できる。プロダクトを考察すればするほど介護現場の切実さが伝わり、開発関係者に大いなる尊敬の念を抱かずにはいられない。介護現場での人員不足に直結する問題解決として、今後もさらなる発展を遂げてほしいと心から願うプロダクトである。
企業 私たちについて
私たちは、人間の鼻のように“におい”で排泄を検知できる製品、ヘルプバッドを開発しています。開発したきっかけは「おむつを開けずに中が見たい」という介護職員さんのひと言でした。
大学時代、実習で介護施設を訪れたときのことです。私はとんでもない光景に直面します。便座に座っている高齢の入居者さんを介護職員さんが二人がかりで押さえつけていました。入居者さんはうめき声をあげ、嫌がっても職員さんたちは力を緩める様子もなく、必死の形相でお腹を押しています。もうすぐ帰宅時間なので、施設にいるうちに排便させるために、腹圧をかけていると言います。
あまりにショッキングな光景でした。
私は思わず、「これはご本人が望んでいることですか?」と尋ねました。質問しながら泣いてしまっていたと思います。職員の方は私をとがめることも、慰めることもなく、ただ静かにこう答えました。
「わからない」
重たい葛藤を背負いながらケアの現場に立ち続ける介護職員の方々。できることがあるなら、少しでも力になりたい。そんな思いで「どんな製品があったらいいと思いますか?」と尋ねたとき、返ってきたのは「おむつを開けずに中が見たい」でした。